序章 顔のない少女

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「これは……はしたないところを。ともかく、私はアラディアとだけお覚え下さい」 「あ、うむ、そうか、またいずれ」 「はい、また」  数歩進んで、ウッドロウは振り向いた。 「もしや……」  声の先には、もう誰もいない。
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