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CT検査室。
話に聞いた通り、寝台に大きな輪っかが付いている。
その下を寝台が行ったり来たりして撮影をするのだろう。
指示通り、寝台に横たわる。
まず、造影剤注入用の針と管(点滴のような)を付けるのだが、これもまた左に針を刺そうとして上手くいかず、右に取り付けられる。
両手を上げて万歳をした格好で、2回ほど輪っかをくぐった後、造影剤が注入される。
「早い速度で造影剤を入れてますが、ご気分は悪くないですか?」
冷たい液が入ってきてぞくぞくするが、とりあえずは大丈夫だと答える。
注入後、体内が熱くなりますが心配ありません。
と、説明があったが、特に変わり無し。
そして、また輪っかをくぐるのだが…
輪っかをくぐった瞬間、猛烈に体内が熱くなる。
急に高温のサウナに入ったみたいに胸が息苦しい。
『ご気分が悪くなったら手を上げてください。』
今、バンザイして手を上げてるけど、どう上げるのか?と、考えてるうちにまた寝台が動きだし、輪っかをくぐる。
しかし最初のような苦しさはなく、検査は終わる。
既に17時近かった。
会計は23,580円
めっちゃ高くて驚いた。
明日はMRI検査。
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