第1章

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採尿…診察前にトイレに行ったばかりなので、あまり出ず…ダメもとで出したが、やり直しにはならなかった。 採血…また3本取られる。 心電図…こちらも空いていたので、すぐ検査に入り、あっという間に終わる。 この3つを終えても1時間弱。 弟と落ち合い、そのうち息子まで帰ってくる。 婦人科に行くと、まだまだ結果が出て診察まで1時間かかると言われ、ポケベルを渡され院内で待つように言われる。 仕方がないので院内のコーヒーショップで待つことにする。 カフェラテやらホットドッグを注文し、席につきコーヒーを一口飲むと、すぐにポケベルが鳴る。 弟と息子は 「ありえんな~。」 と、笑いながら食べている。 私は何とかホットドッグをカフェラテで飲み込み、席を立ち、婦人科に向かう。 婦人科の中待ち合いで待っていると、ホットドッグを食べ終えた息子達がぞろぞろやって来る。 そして、診察室でK医師から 「検査で特に異常はないから、明日入院して検査の為の手術(子宮内膜掻爬術)を行います。 結果は今週中に出ますので、来週の火曜日に来てください。そこで、最終決定をしましょう。」 と、言われる。 待ち合い室に戻ると、患者さんは二組くらいしか居ない。 また、前回の面談室に呼ばれ、看護婦さんから話があるが、入院説明を受ける入院案内室が17時半で終わるため、かなり早口で説明され、入院案内室へ行くように促される。 入院案内室へ行くと、書類を並べられザッと説明がある。 ・今夜食事は21時まで。 ・その後翌朝6時までは水分のみOK。 ・そこから手術が始まる夕方までは水分も禁止。 明日の8時までに入院。 現在、18時前。 急な上に時間がない! 弟達とその場で別れて帰宅する。 帰宅ラッシュに巻き込まれて1時間掛かる。 車の中で、職場関係にラインをする。 帰宅途中で、入院に必要なものを買いそろえる。 帰宅してすぐ夕御飯を作り、食べ終わったのが21時5分前。 洗い物や洗濯をし、病院に出す書類を書きお風呂に入る。 ゆっくり浸からずに出たが、このあと1ヶ月以上もお風呂に入れなくなるとは思いもしなかった。 そしてすぐに就寝。
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