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「男の子にして…失礼、 男の娘にして魔法少女と言う存在はこの百年間誰も見たものは居ないとされていますが 文献によると只一人、時の魔法少女と言う男の娘の記述が出て来ますが 詳細は不明です」 甲斐摂津尼模儺礼太は解説をまっとうする。 「ふん、そんな眉唾の伝説などどうでも良い。 俺様は現在、この学園に在籍している魔法少女が観たいんだ!」 「ああー… えっとぉ、それなんですが… 津辺池辺会長が期待している俵の魔法少女は出ませんよ?」 「おい、聞いてねぇぞ! タイトル詐欺だ!!」 「ちなみに今、 男児を投げ飛ばしている建斗頼土くんが剣士であると共に土を操る魔法少女でもあります」 「完全に誰得案件だ!」
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