-金になる!-

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 なにしろ、成城学園の大豪邸に住む超お嬢様だ…  私ごとき、平凡な庶民と金の感覚が違う…  この矢田トモコごとき、庶民とは、感覚が違うのだ…  「…ならば、頼んだゾ、矢田…詳細はおって知らせる…」  「…ハイ…承知しました…」  と、言って、電話を切った…  切った瞬間、私の大きな口は、ニンマリとした。  まるで、バットマンの宿敵ジョーカーが笑うように、私は大きな口を開けて、ニンマリとしたのだ…  金づるを見つけた…  遅まきながら、その事実に気付いたのだ…
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