舌足らずと通り雨

1/3
3人が本棚に入れています
本棚に追加
/3ページ

舌足らずと通り雨

ナーニが。 ナーニが、舌足らずと通り雨、だ。 「と」でつないだら、どんないたずらな二項でも、洒落めいたカップリングになる。それは書き手の技ではない、枠組が導く結果なのだ。 すっかり、エブリスタから遠のき、文通をさせて頂いていた方にも、失礼をかましています。 小説は好きで書いております。むしろこれまで以上に。それは専ら文芸誌への投稿を意識して書いているのダ。 もともとは、私、こう思っていた。 文芸誌の賞を狙って書いていても、孤独だし、評価される確率はものすごく低い。ソウソウ、文芸誌って古臭いでしょう。ドウセ、既得権益でしょう。それに今ドキ、ネットでしょう。ネットなら、ちょっと舌足らずの文章だって、いやその舌足らずの妙味こそ、評価されるんじゃないかな。 ユーチューバー、今話題でしょう。アレだってそうじゃない。テレビの芸人の枠組みから見たら、下手っぴイでしょう。でもそれが友達の遊びを見てるようで、面白い。 と、そう思っていた。でも、今は違う事を思っている。
/3ページ

最初のコメントを投稿しよう!