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舌足らずと通り雨
ナーニが。
ナーニが、舌足らずと通り雨、だ。
「と」でつないだら、どんないたずらな二項でも、洒落めいたカップリングになる。それは書き手の技ではない、枠組が導く結果なのだ。
すっかり、エブリスタから遠のき、文通をさせて頂いていた方にも、失礼をかましています。
小説は好きで書いております。むしろこれまで以上に。それは専ら文芸誌への投稿を意識して書いているのダ。
もともとは、私、こう思っていた。
文芸誌の賞を狙って書いていても、孤独だし、評価される確率はものすごく低い。ソウソウ、文芸誌って古臭いでしょう。ドウセ、既得権益でしょう。それに今ドキ、ネットでしょう。ネットなら、ちょっと舌足らずの文章だって、いやその舌足らずの妙味こそ、評価されるんじゃないかな。
ユーチューバー、今話題でしょう。アレだってそうじゃない。テレビの芸人の枠組みから見たら、下手っぴイでしょう。でもそれが友達の遊びを見てるようで、面白い。
と、そう思っていた。でも、今は違う事を思っている。
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