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「おぁーん?面白れえ茶を沸かすじゃねえかこのやろう。そもそも俺は負けてねえ」
「おいおいこれ以上俺の茶の湯を上達させんなよ。98連敗だそアルヘ君。記念すべき百連敗まであとたった二回」
「へつへーん、負けたって心が折れなきゃ負けたことになんねーんだもんね!」
「あー。はい今負けたって言いましたーはい負け認めましたーアルヘ君負けですー」
「あ?やんのか?ちんちんでかそうなあだ名しやがって」
「ああ?やったろうじゃん」
この頃には机もすっかり片付き、教室の中央にスペースが出来ていた。
「「スペチャンで勝負だ!」」
※
一方その頃、アルヘの家‥伊藤サイバネティックス研究所では、アルヘの母・伊藤マリエが銀髪の少女に迫られていた。
「ねえ、いいでしょ先生。私のモノになってよ、」
(うーん、最近の娘は積極的だねぇ‥。
※
アルヘとオオマラは掌につけた装置をバチーン!と叩きつけあう。荒々しい握手をにより双方が合意したと見なされ、手の中で合体した装置が変形してAI内蔵の審判ロボット、プチダンディーくんが現れる。
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