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一行は町に戻るが、帰路に魔獣と遭遇。
力を合わせて撃退し、アトラクト・コアの存在を知る。
とはいえ使い道が分からずに持て余していると、顔見知りのバット職人が道具の強化に使えるかもしれないという。
また、キール4兄弟という凄腕の職人と出会えば、さらに優秀な道具を作ってもらえるとの情報を得る。
初戦の試合には辛くも勝ったものの、ほかのエリアのレジェンド選手は数倍強いという。
群青たちは町の周辺に現れだした魔獣を狩ってコアを入手、一人ひとりの道具を強化する目標を立てる。
一方、町には目立ちたがり屋がいて、魔族の末裔である可能性が高い。
彼らの情報を集めて、選手層を厚くする方針を打ち立てた。
魔獣との戦い、道具の強化、新メンバーのスカウト、そして試合。
これらを繰り返しながら、群青たちは古代スタジアムを攻略していく。
そんな中、群青の気持ちは揺れ動いていた。
宝玉を手に入れるために、自分の夢を捨てる理由がどこにあるのか?
カジンも気遣って、これは一座の問題だからと声を掛けてくれる。
だが、3つめのスタジアムに向かう道中、群青たちは通りすがりの町をサルシャが襲おうとする場面を目撃する。
怪鳥にまたがり、「もっと自分を見ろ」と叫びながら、人々を脅かしているサルシャ。
人の意識が残っているようで、カジンが止めに入ると、その場を立ち去った。
この出来事で、サルシャを救うのが優先ではないかと群青は口にするが、俺たちが解決してみせるとカジンは譲らない。
そうして5つのうち4つのスタジアムで勝利した群青たち。
あとは群青が自らの運を捧げれば宝玉を入手できるが、マズヌスが壊されたスタジアムを訪れるよう進言する。
これまでの戦いぶりで、マズヌスには何か思うところがあるらしい。
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