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主人公、高瀬群青が迷い込んだのはヒストムという異世界。
もともと魔導に長けた人々が暮らしていたが、数千年前に魔族によって滅ぼされる。
その後、かろうじて生き残った人々が各地に小さな町を作っているが、かつての栄華とはほど遠い。
人々に恐怖を植え付けて力が増したグドォの暴走により、大地の大半は荒野と化している。
魔族はその後、忽然と姿を消すが、人々の記憶には傷跡のように残っており、魔という言葉には非常に敏感。
争いが起きれば魔族が復活するという言い伝えがある。
そのため、どこの町でも無益な戦争を避ける一見平和な日々がつづいている。
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