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主なキャラクター
【高瀬群青】(右投げ右打ち)
赤ん坊の頃から、おもちゃのバットが遊び道具だった野球少年。
元球児の父親から手ほどきを受け、その才能は同年代の選手が追いつけないほどの実力を身につけた。
小学6年生にして数々の成功体験を得ているため、自分にも自信を持っているが、異世界に迷い込んだ際にはさすがに動転した。
打者としてのミート力は非常に高く、いわゆる一発もあるスプレーヒッター。
プロで4割40本40盗塁のトリプルフォー達成が口癖だが、チームの監督からは一度も否定されたことがない天才ぶり。
やや自信家のところはあるが、明るく気配りができる。
173センチと大柄ながらも、動きは俊敏。
また、ヒストムに来てからは、カジンの口利きで町のピッチ&ヒットチームの選手の家に居候している。
魔獣狩りの際には標準的なバットと同じ重さの大剣が武器。
【カジン】(右投げ両打ち)
キャッチャーとピッチャー以外はどこでも守るユーテリティプレイヤー。
柔軟性と高い運動能力を誇り、一座では軽業師として活躍している。
幼い頃から各地を転々としてきたせいか、人見知りをしない性格。
魔族の特性とも相まって目立ちたがり屋だが、目立つための努力さえ楽しんでいて、新しい芸を開発することが喜びのひとつ。
塁に出ようとする執念が強く、チームでは主に一番打者。
魔獣と戦う際には両手に短剣をもって、素早い動きで攻撃を仕掛けるアタッカー。
【サルシャ】(右投げ右打ち)
チームでは不動の2番。
剣術で鍛えた動体視力を駆使して、ランナーを進めるチームバッティングが得意。
バットコントロールに長けていて、バントやバスターなど引き出しも多い。
魔族として目覚めた後は、人としての意識も残っていたため、人目を引きつけたい気持ちを抑えて山に身を隠す。
が、それがストレスとなり、自分に仕える魔獣を大量に召還してしまう。
言動が荒い芸人に囲まれて育ったため男勝りだが、おかげで細かいことは気にしない寛容さも併せ持つ。
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