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【ミガン】(右投げ左打ち)
カジンの父親で、チームの監督兼4番打者。
守りでは強肩が売りの捕手。
カラムニ大芸団の座長でもあり、岩やレンガを拳で粉砕する単純明快な力技が持ち味。
熊のような外見とは対照的に、性格は思慮深い。
先祖はグドォの側近で、代々古代スタジアムを管理する役目を担ってきた。
サルシャが魔族化したことには責任を感じており、同時に自分たちに魔族の血が流れていることを目の当たりにして改めて衝撃を受ける。
魔獣と戦う際はハンマーを武器にした盾役。
カジンが攻撃されると、ステイタスが大幅にアップすることがある。
【ドネル】
サルシャの父親で、かつてカラムニ大芸団に所属していたジャグラー。
ピッチ&ヒットの試合中に怪我を負い、宿屋で療養していたが、その間人の目に触れることがなかったため、魔族として覚醒してしまった。
注目を浴びるために町を破壊しようとしたところを、そばにいたサルシャの母親とカジンの母親が止めに入り、結果的に3人とも命を失うこととなる。
このことは当然ミガンも知っていたが、ドネルが覚醒するまでの期間は一カ月以上。
だが、サルシャは子供で自制心が弱く、10日足らずで魔族となった。
ミガンはドネルの教訓を生かせなかったことを激しく後悔することになる。
【キール4兄弟】
優秀な道具を作ることで人々の記憶に残る道を選んだ魔族の末裔。
職人気質のため、カジンたちとは異なり目立たない生活を好む変わり種。
しかし、その腕は確かで、彼らが手掛けるバットやグラブは超一級品。
魔獣の体内に宿るコアを渡せば、身体能力や集中力、動体視力などを飛躍的に高める道具を作ってくれる。
長男はバット、次男はグラブ、三男はユニフォーム、四男はスパイクやリストバンドなどを手掛ける。
カジンたちは人々の噂をもとに、各地にいる4兄弟を探すことになる。
レジェンド選手に勝つためには欠かせない存在。
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