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『お前だ、お前を探しに来た。』
『逃げても、逃げてもお前を捕まえてやるぅーー』
誰のことを、言っているんだ・・・。
はっ、俺はそこで目が覚めるのだ。
同じ夢を1週間観てしまう。
一体、誰のことを言っているんだ。
俺の名前は、若林湊、特殊な能力を持っているのだが、俺は小さい時から祖母にその能力を使ってはいけないと言っていたが、その能力こそが魔法である。
この魔法が、夢と関係があるのだろうか?
そもそも俺の家系は、魔法一家ではないが祖母が魔法を使える唯一の味方なんだ。
俺は、小さい時に魔法国に行ったことがあるんだが、不思議な女の子に会ったんだ。でも今思うと思い出すことが出来ないんだ・・・暗示にかかったような魔法にかけられたような感覚を覚えている。
で、その女の子に今は、こっちの魔法の世界に行ってはいけないと言われた気がするんだけど思い出すことが出来ないんだ。
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