君を想う

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あまりに突然の最愛の人との別れに、実里は何度も泣きわめき、そしてその度に何度も過呼吸になった。 気力も失い不登校になりながらも、家族や友人の同情や慰めになんとか応えようと、実里は気まずさもありながらどうにか復学してはみたけど、 やはりそう簡単には吹っ切れなかったらしく、そこにはもう入学当初の明るく活発な実里の姿は無かった……
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