君を想う
7/27
読書設定
目次
前へ
/
27ページ
次へ
そんな実里を気にした直志は、立ち読みしていた本を咄嗟に閉じると、おもむろに口を開き始めた。 「……え、えっと、だ、大丈夫?」 「……え!? あ、大丈夫大丈夫!!」 我に返ったように直志にそう返した実里の声は、おばあちゃんがゆったりとした面持ちでレジ前に座っている小さな本屋に強く響いた。 「あ、ご、ごめんなさい……」 それに気付いた実里は顔を真っ赤にさせながら、誰とも言わず静かに頭を下げた。
/
27ページ
最初のコメントを投稿しよう!
9人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
441(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!