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「す、ごい締め付け……気持ちいいけど、ちょっと緩めて?」
真司が困ったように言って、接合した部分を指でそっと撫でた。無意識のうちに、真司のものを締め付けていた。
歩は痙攣する蕾を落ち着かせようと、ゆっくり深呼吸をした。
「ありがとう。緩んだ」
言い終わらないうちに、真司が腰を動かし始めた。抜き差しを繰り返すたびに、尻の奥に甘い刺激が送りこまれ、また前の性器が勃ちあがってくる。真司の充実しきった男根で、蕾が摩擦を受け熱が生まれる。
「あ、つい、あ、あ……」
もう自分が何を言っているかもわからなくなる。発火したみたいに体中が熱を帯び、良い場所を掘られるたびに、口から涎が垂れる。内部が性感帯となり、体がトロトロに溶けていく感覚。
触られていないのに、歩の両の乳首はピンと立ち、覆いかぶさってきた真司の硬い胸に触れた刺激で、二度目の射精を果たした。
「あっあっ……」
歩が達している間も、真司はおかまいなしにねっとりと腰を動かした。ギリギリまで引き抜いて、一気に奥まで侵入し、そのまま熱い飛沫をうちつけてくる。
「あ――」
どくどくと精液が流れ込んでくる感触に、歩はまた感じ入って、前の性器を震わせた。
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