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第八章 21世紀ストーカー
ストーカーもいろいろなタイプがあるのでしょうがこう命名したのは私に付くストーカーどもが「霊視」というものを使うからです。オカルトブーム以来「霊」とか「憑依」とか、いたって四次元的な事柄が若い人の間でも(むしろ若い人の方が是認的?)肯定されているようで、それならば未来世代の傾向を慮って斯く命名したわけです。で、その霊視ストーカーですが、これほどやっかいなものは他にありませんよ。どうやっかいかと云うと、一に上げたいのは「逃げようがない」ということです。こいつらから。 なぜならこいつらは私に憑いているので(霊視=憑依と思って間違いないようです)私のすること、見聞きするもの、思うことまでみんな筒抜けになってしまうからです。極端な話パスワードから各種カードの番号と暗証番号まで、ぜんぶ知られてしまい、いたずらされてしまいます。現にこのエブリスタでやられました。いつの間にか作品が非公開にされていたり、綺麗に編集し終えた直後にページから何からメチャクチャにされてしまうのです。ですからこいつらの接近を嫌ってどこに転居しようとも無駄なわけです。鼻で笑いながらどこまでもせっついて来ます。もう…それこそ「長、年」にわたることで、ほとほと、まいっています。以下の歌集に記した通りのことで、抵抗のしようがないのですが、せめて、こいつらの存在と悪行を書くことで、いささかでも私の仇討ちとしたいわけです。また(たぶんないでしょうが)私と同じような目に会っていて、それでいながらこの霊視禍ということを知らない人がいるならば、その人達の為にもこれを記そうとする次第です。
とにかく、霊という存在とその次元はこれからの21世紀においては、良きにつけ悪しきにつけインパクトを増して来ることでしょう。その後者たるこのようなストーカーどもではなく、霊の光明を体現し、この世に具現しようとされる方々も数多輩出されるべきものと考えます。私もいつかストーカーどもから逃れ、その方々の一員として生きたいとは念じているのですが…。
※この章はほとんど口語体で書きました。直接的にわかりやすく伝えたいと思ったからです。
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