第九章 盂蘭盆会

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第九章 盂蘭盆会

 若い頃から丹沢の沢登りが好きで(山登りも)しょっちゅう来てましたが、ガン手術以降はさすがにそれも出来なくなりました。その丹沢への郷愁もあって前章に述べたストーカーから逃れるべく、丹沢ふもとの団地に引っ越して来たのですが…。  彼らのしつこさに限りはなかった。すべて以前の苛みのリプロダクションです。絶望は続きますが、せめて、団地の五階ゆえにのぞまれる丹沢の景観に、寝不足の身と、冴えない心をいやして行きたいものです…。
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