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中学一年生のころ同級生のお母さんのテニスウエア姿を見てときめいたのだった。そのテニスウエアの中から出ている大腿を見て女の魅力を感じたのだった。同級生の女子中学生にはない魅力だった。彼女はちっともてつやのほうを見てくれなかった。あんまり気が付かないのであきらめて帰宅した。
確か下校途中だったな。テニスコートの前で立ち話をしている彼女の姿を見たのだったと彼は思い出した。彼女は三三歳くらいだったのかなと、彼は思っていた。
あんまり素敵な大人の女の姿に興奮してしまった。彼はマスターベーションなどをするという発想はなかった。何もする気にはならなかった。
あの日千恵子に出会う予感があったのだと思い出した。だから何もしなかったのだ。彼は思い出した。
もしかして恋人が出来たのか?
彼は自信がなかった。千恵子は彼をどう思っているのか考えてみた。彼は千恵子の姿を思い出そうとしたが出来ない。やっと思い出せたら、尻のふくらんだ部分だけだったりする。
中学生時代に見た、テニスウエアを身に着けた大人の女の姿は思い出せる。
オレは変態か? てつやはそんなことを思った。
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