君からの想い

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君からの想い

俺たち学生はまだ子供で、生きていく術をもたない。 彼女は離れた場所に暮らす親戚の元へと行くことになった。 『写真、向こうに行っても撮るのか?』 「多分、撮らないと思う。」 『どうして?』 「ここみたいに、心惹かれる景色が無いから。」 『そんなん、生活してみなきゃわかんねえだろ?まだ。』 「そうかもしれないけど…」 ―君のいない街なんて、何の興味もない―
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