1章

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凛月side どうやら彼に言ったことは伝わったみたいだ。案の定信じられないといった顔をしている。 そんなの俺が1番信じられないよ。 すると、彼が紙とペンを取り出した。 『分かった。とりあえずお医者さんに見てもらおう。』 紙とペンで筆談をするみたいだ。こちらも口の動きだけではとても言葉は理解できない。そういった意味ではとてもありがたい。 医師によると倒れた時何らかの精神的ダメージを受けショックで耳が聞こえなくなったのではないかという事だった。 (精神的ダメージ、、、ショック、、、あ) 『お姉さんの事かな』 夏生が筆談で聞いてくる。 (そうだ、、、)
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