撮れれる女と撮る男

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………53 エレベーターが 来ると 私たちの後から 藤堂さんと秘書も 乗り込み 下の階のボタンを 押す… 社長の部屋の階へ 着いて降りた 部屋の前に来ると 「社長、何かありました 携帯の方へ ご連絡ください。」 お辞儀をして 藤堂さんと 何処かへ… 「さぁ…美月さん。 美味しいワインも 用意しているので、 話をしながら飲みましょう…」 部屋の鍵を開け 中に通された… 扉が閉まると… 「美月さん…」 抱きしめられた… えっ?大丈夫? 社長は少し酔っているよう シャンパンで? 頬にキスしようとしたから さり気なく交わし 「ワインどんなのですか?」 私が声をかけると 「あぁ…そうだったね。」 社長は先に行き ワイングラスを用意し始めた その隙に 「すみません… シャワーを浴びてきても いいですか?」 社長に断ると 社長が目を大きく見開いた… 「どうぞ…私は 先に飲んでいますので。」 「ありがとうございます。」 ドキドキしながら 私はバスルームへ 本当に入ってもいいものなの? とりあえず、ドレスは 脱がないで シャワーの蛇口を捻る… 少し待っていると 誰かが部屋に入って来た… バスルームに来る 「美月?」 藤堂さんだ! シャワーの蛇口を閉め バスルームの扉を開けると… ………
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