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下の階にあるリビングにいくと。
泣いている母がいた。
話をさっき初めてされたらしく落ち込んでいた。
いや、落ち込んでいるなんて言葉で表せないほどだった。
長男は海外にいく父親を心配して行くといっていた。
次男は私と同じように楽になりたかったようだ。
母がなくところをみて私たちはみんな泣いていた。
私は何かを表現することが好きだった。
そういう専門の高校に元々行きたかったといった。
それよりも自分を伸ばせる所に行きたいといった。
でも、そんなことで納得するわけなかった。
母は言った。
「もうあえないかもしれないんだよ」
「離婚してだれかいい人を見つけろなんてどうすればいいの」
「私がいままでなんのためにがんばってきたの」
「県外は会おうとすればあえるけど海外に行ったら簡単に会えないんだよ」
「海外で変な病気になったらどうするの」
何度も何度も言った
それでもおもいは変わらなかった。
その日はいつもより寒く感じながらも眠りについた。
でもおきてもきぶんなんてあがらなかった。
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