可哀想な運命と引きかえに、与えられる奇跡
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1週間後、僕は北の国へと旅立った。 考えたら、簡単なことだったんだ。 北風のフウヤと一緒にいたいなら、一年中冬である北の国へ僕が行けばいい。 だって、僕はそれができる健康な体を持っているんだから。 僕は心の中でフウヤに呼びかけた。 これで僕たちはずっと一緒だよ。
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