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・No side・
とある大帝国の王宮にて。
「ほう。ノクターン王国の外交官、とな。・・・余の側室(ハーレム)に迎えるに相応しい美姫ではないか。」
アルフレッドが燿の元で歓談する様を映したものをみて、褐色肌の美丈夫は笑みを浮かべる。
「アルフレッド・セレナーデ。・・・必ずやこの手中に収めてみせようではないか。」
ーーーーー・・・
東の孤島にある国の大奥にて。
「ふぅん。あるふれっど・せれなーで、ね。様々な男を誑かした伝説の男と言うから気になったのに、私よりも平凡すぎ。話にならない。」
黒真珠を思わせるさらりとした長い黒髪を揺らし、ふんっ。と鼻を鳴らして笑う美少女・・・いや、美少年。
「私がかの国に行けば、絶対にらいんはると王子は私を選ぶ。・・・ふふっ。無様に泣きわめくがいい。」
アルフレッド総受け展開からニューゲーム開始へと世界が変わりつつあることを知るのは・・・きっと神々だけだろう。
To be continued・・・?
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