唯一の男

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「やっと、みつけた」 ………? 彼女の視線は目の前の私を通り越して 奥へと真っ直ぐに向いている 「え、?」 彼女の視線を辿ると 気まずそうな顔をした真斗と目が合った おいおい、修羅場かい? 彼の表情からして 何か、事情のある女性である事は明らかだ 動揺する私とは対照的に 店長だけは 表情一つ変えずにお湯を沸かしている
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