触らせろ。

34/35
5894人が本棚に入れています
本棚に追加
/380ページ
少しの沈黙が流れ 真剣な顔の真斗は何も言わず唇を塞いだ 激しく、息も出来ない程のキス もう、いっそのこと このまま地獄まで2人で堕ちればいい そう思った 応えるように、彼の唇の隙間に舌をねじ込む 「ん、っはぁ…」 厭らしい吐息が漏れ 唇の端からは唾液が溢れる 獣のように貪り合うキスは 甘くて痛くて、想像以上に興奮した 「結海、」 私の髪をかきあげ、首筋に噛み付くようにキスをする真斗を抱き寄せ 彼のシャツの中に手を滑らせる ピクンと反応した彼は私の手を掴むと そっとシャツから私の手を抜き取り 指にキスをした その姿が色っぽくて、見つめていると 今度は彼が私のルームウエアに手を滑らせた 「んぁっ、んっ…」 忘れていた、。 私は部屋に戻り損ねたのでノーブラのままだった、。 「なんで、ノーブラなの?」 意地悪く、微笑んだ彼が胸を優しく揉む 「あぁっ、あ…っ」 「して欲しかったんでしょ?」 真斗は、服を捲り上げ 膨らみを寄せると唇を先端に付けた 「あっ、んんっ、」
/380ページ

最初のコメントを投稿しよう!