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Side:真斗
結海が、風邪をひいて仕事を休んだ。
それは俺らが両想いになってそんなに日が経たないある日。
「結海、大丈夫か?」
「ゴホッ、ゴホ…ヴん…大丈夫…」
俺も出来れば仕事を休んで看病してあげたかったが
なんせ、出張から無理やり帰ってきた身。
あまり ワガママも言ってられない
「マスターには、俺から休むって言っておくから ちゃんと寝てろよ?スポーツドリンクと、ゼリーとプリンと…うどんも鍋に…は」
「まざど…あだじ、ぞんなに食べれない…ゴホッ…」
「…だよな。とりあえず、寝てろ。」
結海の額に軽くキスをして家を出る
マスターから、うつった風邪に
少なからず嫉妬を抱えながら…
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