私が…プロポーズ?

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149 優しい言葉に癒される あぁ… お母さんが居なかったら もっと癒されたい… 私はゆっくりと 志貴さんから離れた 「志貴さんとお母さんは 息子と対面したの?」 「うん。」 「赤ちゃんだったわ… 菫の子の時を思い出したわ…」 「美桜は? どうだった?」 志貴さんに言われて ドキッとさせられた… 「あの…ですね… 実を言うと 出産して 性別聞いてから そのまま…眠ってしまって…」 「あら? …美桜?相当疲れてたのね? 実を言うと 私があなたを出産した時 美桜と同じく眠ってしまってね…」 うっ…まさかの親子で 同じことを… はぁ… 「美桜…大丈夫。 息子はママは眠ったなんて 文句言わないからさ。」 志貴さんは 慰めてくれてるんだ… でも…私はショックすぎて 直ぐには立ち直れそうにない… ………
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