非魔界族だったはずの僕

あらすじ

これは、平凡な少年の身に起こった、不思議な物語である。
平凡な13歳の少年山本涼。ある日彼の通う百王中学で『反非魔界族』を名乗る集団によるテロ事件が発生する。テロ集団は同じクラスの地味子こと黒野碧を人質にとった。しかし碧は銃を向けられた瞬間光に包まれ、なんと大きな鎌を持った少女に変身した！そして碧の仲間と思われる3人の少年少女達も参戦し、あっという間にテロ集団を倒してしまった。しかし次の日、涼以外の誰も碧達が倒したことを知らなかった。疑問に思った涼は碧本人に直接聞いてみることにした。すると碧は「我々は魔法警察特別部隊WIZARDSＮｏ．0のメンバーです。アーサー王の末裔であるあなたには我が部隊に入ってもらうため、記憶を残しておきました。」と言った。彼女の正体は魔法使いアリーヤ・ブルー、WIZARDSＮｏ．0の隊長だったのだ。しかも涼のことを伝説のアーサー王の末裔だと言う。「人間界を支配しようとしている反非魔界族のリーダー的存在である《堕天使》があなたを狙っています。我々の任務はあなたを保護し、魔法使いとしての訓練を受けされるためです。」そう言ってアリーヤは半ば強制的に涼を部隊に入れた。彼等は魔法の杖を自分にあった武器に変える高度な魔法を使い武装し、魔法を使い事件を起こした《魔法罪人》を逮捕し、人間界を支配しようとする反非魔界族の撲滅の為に日々戦っていた。ある日WIZARDSＮｏ．0のライバル的存在、WIZARDSＮｏ．1が涼を見る為にやって来た。エリート貴族カルロット家の三姉妹を中心とするWIARDSＮｏ．1は《非魔界族》の涼を認めず、アリーヤ達に《魔界の面汚し》と吐き捨てて行った…。沈む空気の中、堕天使から予告状が！果たしてアリーヤ達は堕天使に打ち勝つことが出来るのか？魔界の為に戦っているアリーヤ達が何故魔界の面汚しと呼ばれているのか？そして涼は一人前の魔法使いになれるのか？魔法と武器を手に戦う少年少女達のファンタジーアドベンチャーが今、始まる！