1章 発表

2/3
前へ
/21ページ
次へ
「ツイッターを使えば良いんじゃないの? ほら、今どきのインスタとかもあるし、」 ほえ?ツイッターわたし使えないよ 「はっ?ツイッターの使い方知らないで言ってたの 世間知らずにも程があるだろ」 むっ 良いじゃん ツイッターだけがあれじゃないもん ポスターとか、、、。 「世界中に貼り回るの?そんなこと不可能に近いけど、お金もかかるし」 …。 わたしは、何も言えなくなった。 こうして、わたしのツイッターレッスン、インスタレッスンが始まったのであった。 「やる気あんのかお前 画像付けないとダメだろ!」 スパルタのクラスメイトの声が聞こえる。 ちなみにスパルタの本名は 青井 司。 みんなに司っちって言われてる 元気で可愛い顔立ちの男の子だ うぅ厳しいよぉーー覚えきれない。 どうすれば良いの…。 司は、甘い顔立ちに反して厳しいけど丁寧に教えてくれる。 手順はこうだった。 まず、目の引くような文章を考える。 この時のポイントとして、明解に分かりやすく、文字は少し大きめに設定。 次は、どの写真が合うか考え、貼り付ける。 この時に文字が隠れないよう工夫。 苺の場合は隠れてしまう時が多い。 最後は、更に削れるところがないか思案して完成である。 私はまだ初心者なのでたったこれだけの作業で何時間もかかる。 SNSは奥が深いのだ。
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加