◇気持ちのすれ違い?!◇

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……… バッグに スマホとお財布、 タオルハンカチを入れ メイクを直し ロッカーの鍵を閉め 深呼吸してから ロッカー室を出た 出た所で 光佑が待っていた 「亜子…ごめん。 夜だからひとりでなんか 帰せないよ。 飯一緒にするの 嫌なら…送るだけ 送らせて?」 元気の無い 顔で私に言ってくる 私の方が悪いのに… 謝れない…私 エレベーターのボタンを 押して待つ 沈黙の中… 「亜子?」 やっぱり…このままでは ダメだ… 「…光佑は 何ひとつ悪く無いよ。 私の我儘でごめんなさい。」 光佑のことは 見ることが出来ず… 謝る…私 「亜子…こっち向いて?」 光佑に抱き寄せられ 私は顔を上げた… 「俺もちゃんと 亜子のこと考えてなかった ごめん…」 「ううん…」 どちらからともなく 吸い寄せられるように キスをした 仲直りのキス… ………
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