◇気持ちのすれ違い?!◇

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……… それから… エレベーターが来て ふたりで乗り込んだ… 光佑が 私の腰に手を回し 抱き寄せる 仲直りしたけれど そこまでやり過ぎだよ… 「…光佑?」 「ん?」 「ここ…カメラ付いてない?」 「付いてないだろ?」 私の耳元で囁く ビクッ… もう…ワザとだ 「…光佑?」 「ん? 亜子、どうする? やはり飯喰う?」 「うん…食べる。」 「俺は……が……たいけどな…」 うっ…また耳元で囁く 「光佑!!」 私が怒って 光佑を見ると 妖しく微笑んでる 余裕な顔が憎たらしい… エレベーターが 1階に着いて ドアが開くと 私は先に歩き出した 「亜子?」 光佑が私の背後を付いてくる 「光佑…意地悪過ぎる。」 「だって…亜子が可愛いから。」 「もう!それ外で言うの 禁止!!」 私が振り返ると 光佑に抱きしめられて 「…好き過ぎるんだよ。 亜子のこと…」 甘い言葉を聞いて 嬉しくなってしまう…私 私が顔を上げると… 光佑の顔が近づいて…キス ここは…外なのに まるで… ふたりだけしか居ない空間みたい… ………
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