◇気持ちのすれ違い?!◇

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……… ちょっとだけ… ホッとしている…私 …… … 牛丼を食べ終え お店を出る…私たち 駅に向かいながら 光佑が 「あのさ…亜子んち泊まったら ダメか?」 …えっ? 「明日も仕事だよ? 良いの?」 私が聞くと 「着替え…あったよな?」 「うん…あるよ。」 「さっき… 亜子のこと 怒らせたから… 反省してエッチなことはしない… 抱きしめて眠るなら 許してくれる?」 反省してるんだ …光佑、意外と可愛い 「うん…許す。」 私は光佑の腕に絡みつきながら言う 「…亜子、 でも…保障は出来ない。」 うっ… 見直したのに… 「光佑のエッチ…」 「そうさせてるのは 亜子だぞ?」 眉間に皺を寄せながら 私に言う 光佑って 年上の癖に たまに子供っぽいのは どうしてなんだろ? 私って甘えられるタイプ?! 「私の所為じゃないでしょ?」 光佑から 離れて振り向いて言う 「いや…亜子が 俺のことを誘うからさ…」 私から?! そんなつもりないのに… 「だから…他の男には 色っぽい顔見せるなよ? 俺だけだからな…」 それって…仙道さんのことかな… だから 私は光佑にちゃんと言う 「大丈夫…光佑だけだよ。」 そう言って… また私は 光佑の腕に絡みつきながら歩き出した… ………
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