紙ひこうき飛んだ

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「じゃあ、おじさんが来るまで一緒に待とうか」  小鳥が言うと、きらりは少し困った顔をした。 「ええっとね、一人じゃないとダメなんだって」  頼羅は、きらりの言葉に少しだけ不穏なものを感じ取った。小鳥も同様だったようで、何か言葉をかけなくては、と、きらりに語りかけようとしたその時。
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