まだら服の笛吹き、再び

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 一度戻ってランドセルを置いて、いつものようにエントランスで待ち合わせをして、頼羅と小鳥は昨日の公園へ向かった。今日はバスケをするつもりも無かったので、ボールは持っていかず、代わりに頼羅はポケットに昨日の鶴をしのばせていった。  もうイタルには言ってしまったし、同じものを持っていると言ったら、きらりが喜んでくれるような気がしたからだ。
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