あらすじとプロット

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プロット 前半 〇OP 千羽市の特長・安彦中学・東兼始哉・弑柴一乃の紹介。 季節はまだ春先。千羽市では例年よりかなり早い梅雨明けが話題。『早送り』が始まる兆候 〇『早送り』になる街の異変。超記憶喪失を自称するナビキャラ『シオリ』 の登場。超記憶喪失と言っても、一般常識や言語は残っているので、超を付けたかっただけ。 シオリは『この街の誰かが産んだキャラクターであるはずだが、思い出せない』『シナリオと名の付くものに、記憶の手掛かりがある』『自分は物語の中に入る力が使える』と。モトヤは記憶探しをあっさり承諾。 イチノが自身の作品を確認すると、内容が書き換えられている。シオリに外からは修正できない、放っておくと、構想ごと失われると言われて、進んで協力を申し出る。同時に、持ち前のゲーム・小説脳で街の異変との関連を疑う。 〇イチノの小説の中に入った一行。モトヤ達の姿は登場人物に認識されず、干渉できない。作者(イチノ)の意図しない方向で物語が進む。 原因は作者が作品の面白さを疑う気持ち『ディナイ』。ディナイには親玉(黒ver作者の姿を取る)がいて、キャラのセリフや設定、背景や世界観を破壊しようとする。〇舞台は王道でコテコテのファンタジー。美形のキャラと王位継承。友情とロマン。恥ずかしげもなく、自身が作ったキャラに萌え狂うイチノ。理解が及ばず、ずれたリアクションのモトヤ。 世界観に沿った戦い方(主にモトヤの剣道)でディナイを倒しながら進行。ディナイを倒すことで、セリフや展開を選択し直すことが可能になる。 〇親玉に『作品を発表する勇気が無い』『王道を書く技量が無い』と指摘され、落胆するが、モトヤとシオリの助力を得て、ディナイを殲滅。世界とキャラクターに向けて『いつか自信を持って世に送り出す』と約束を言い残す。 〇作品世界の中では時間が進まない。しかし、異変は相変わらず。市街に出られないことも発覚し、街は混乱を極めていた。この先、物資が途絶えれば、暴動も起こりうる。シオリは、市街に出られないのは、自分の存在やそれに関わる作品が原因だと説明する。 〇イチノの『ファンタジー』以降は『近未来』『恋愛』『SF』『時代劇』『家族』の順で、それをテーマにした作者と千羽市内で出会い、作品世界に赴く流れ。 モトヤは無知ゆえのフラットな視点で物語を指摘。イチノはメタ・創作者側・事情通ぶりを発揮。
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