私の果てに。

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ある日、ユキミって私と同じ歳の女の子に声を掛けられた。 すぐに仲良くなって、ユキミはよく私の部屋に来るようになった。 まだ高校生だったけど、塾へ行くって親に嘘をついて私の部屋のコタツで話をした。 けど、お互いに詮索しない。 それは暗黙の了解で、お菓子を食べながら、あったかいココアを飲んでアイドルの話とか学校や街での話をしていた。 そんなユキミがある日、夜遅くにやって来た。 「今日、泊めて…」 ユキミは目に涙を溜めて膝を抱えて座ってた。 私は何も聞かなかった。 買っておいたカップ焼きそばを二つ作って黙って食べた。 順番にお風呂に入って、シングルベッドに二人で入る。 寒い日だったからユキミの体温が気持ち良かった。 眠れなかった私たちはふざけて胸の触り合いをした。 するとユキミは私にキスをしてきた。 私は驚いてユキミを跳ね除けた。 ユキミは私の事を好きだと言う。 女の子からの告白は初めてで、どうしたらいいのかわからず、私は目を閉じて考えた。 考えても答えなんて出る筈もない。 私はユキミにされるがままに身を任せた。
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