15人が本棚に入れています
本棚に追加
ユキミは私に言った。
「好きならその相手とセックスしたいって思うのは当たり前なのよ」
ユキミはニコニコ笑ってた。
「私の場合はそれが男じゃなくて女だっただけ」
それは理解できるような気がした。
でも、好きって何…。
好きだからセックスするの…。
好きじゃなきゃセックスしちゃいけないの…。
ユキミは私が好きって言った。
私はユキミの事好きなの…。
女の子同士って別なの…。
沢山、ユキミに訊きたいことがあったけど、ユキミには何一つ訊けなかった。
何度かユキミと抱き合ったけど、やっぱり私の頭の中は冷静で、何も感じる事が出来なかった。
そのうちユキミも来なくなって、私はまたいつもの日々に戻って行く。
最初のコメントを投稿しよう!