私の果てに。

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ユキミは私に言った。 「好きならその相手とセックスしたいって思うのは当たり前なのよ」 ユキミはニコニコ笑ってた。 「私の場合はそれが男じゃなくて女だっただけ」 それは理解できるような気がした。 でも、好きって何…。 好きだからセックスするの…。 好きじゃなきゃセックスしちゃいけないの…。 ユキミは私が好きって言った。 私はユキミの事好きなの…。 女の子同士って別なの…。 沢山、ユキミに訊きたいことがあったけど、ユキミには何一つ訊けなかった。 何度かユキミと抱き合ったけど、やっぱり私の頭の中は冷静で、何も感じる事が出来なかった。 そのうちユキミも来なくなって、私はまたいつもの日々に戻って行く。
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