第一章 おかしな世界!ナゾのポポポ

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僕は考えている。部屋のドアを開けると、突然僕の部屋に侵入してきた、この空飛ぶ灰色のブロックが一体、何なのか。よく見るとこのブロックは灰色なだけじゃなく、部屋に待っているのと同じような、キラキラした細かい粒が入っている。 「謎を解くポ!」  ブロックが、喋った!  僕はびっくりして腰を抜かしそうになった。これはもしかしたら最新技術のロボットで、誰かがいたずらしているのかな?  すると、ブロックはまたまた喋り出した。 『敵に襲われないように体中にある発光器官を使ってカモフラージュしている、富山県の春の風物詩と言われる軟体動物は、何?』 「え…??」  僕はブロックが喋った事にびっくりしすぎて、クイズを出されたって気づくまでに少し時間が必要だった。ブロックはもう一度、同じことを繰り返し喋った。ちゃんと問題を聞いていれば、とても簡単なクイズだったんだ。だって僕が持っている海の生き物図鑑で見た事があったもの!
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