弱み
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私は母を知っている、つもりかもしれないが、知っている。 いつの日からか、私は母の機嫌を損ねる事は、極力言わないようにしていた。 しかし、私は弱い。体調、気分が悪い時は、思わず口を滑らせることがあった。 その度に、果てしない後悔と罪悪感を感じていた。 母は、機嫌を損ねたとしても、大した事はない。少し嫌な顔をして、私を見つめるだけだ。ただ、私にとって、彼女の不機嫌は吐き気を催す程不快なものである。
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