スターライトシンドローム
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北斗七星はいつも北極星を見ている。でも北斗七星はこの時期、地平線から少し頭を出すくらいだ。そんな星を見上げる29歳の七星(ななせ)は高級ホテルのエレベーターで最上階を目指していた。 チンと音がなり扉が開かれる。そして目の前にある『3001』と書かれた大きな扉を開ければ七星の夢が叶うのだ。でもその代わりに心とプライドを捨てることになり、誰かを裏切ることにもなる。本当にそれでいいのだろうか。
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