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フリルはなんというか家庭的な味のする料理だったが、レリスの料理は本格的なレストランとかで食べる料理みたいな感じなので、そもそも土俵が違うので比べても仕方がないのだ。
……なんか飯のこと考えてたせいでお腹すいてきた。
「あの……それだけですか?」
「え?なにが?」
「いえ……聞きたいことはそれだけなのかと……」
「じゃあもう一ついい?」
「はい!」
「明日俺に剣の使い方を教えてほしいんだけど」
「……それは勿論いいですけど……」
よっしゃ!テレアとは毎日訓練してるけど、あの子武器使わないからそっちの訓練は疎かになってたんだよね!
レリスがいる間に基本的な剣の使い方をしっかりと教えてもらえれば、これからは独学でも剣の練習ができるようになるぞ!
「あのシューイチ様」
「なに?どしたん?」
「もっとないんですか?わたくしに聞きたいこと」
「そうだな……」
さすがにスリーサイズ聞いたらぶん殴られるよな?
レリスはそれはもう大層立派なバストを持っておられるので、そのサイズがぜひとも気になるのです。
エナは容姿は抜群にいいが、その部分だけが非常に残念なんだよね……。
「……どこを見てるので?」
「レリスのつけてる鼻眼鏡高そうだなぁと思っておりましたがなにか?」
レリスが恥ずかしそうに両腕で胸を隠して身をよじったので、咄嗟の機転で誤魔化した。
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