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「あっ……あ、……」
思わず声が漏れた。
比べものにならない圧迫感に腰が逃げそうになる。でもそれを許さず両手で固定されて、下からぐいぐい突き上げられた。
汗が噴き出してきて肌が濡れる。委員長も苦し気に眉を寄せている。その激しさが愛おしくて、俺の体も委員長にあわせてぎこちなく揺れる。
るるるるるるる……
委員長の携帯が鳴った。
俺はうっすら目を開けた。携帯は床に落ちたカバンから飛び出していて、表示が見えた。
委員長の家からだった。委員長は完全に無視してる。
「いいの……?」
「今は瑞樹しか考えたくない」
携帯はしつこく鳴ったまま、俺も快楽に溺れてその音を忘れた。
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