プロット4

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プロット4

地上に戻ったナオキ、アツシ、エンドーはシゲル達にトウキョウ襲撃のことを伝える。 最初は信じなかったシゲル達だったが、真剣なナオキを見て信じることにした。 シゲルはここに来れなかった5人目のメンバー用の新型カメットをナオキに渡す。 ナオキ達はトウキョウツインタワーへ向かう。 新型カメットはAIが搭載されておらず、ナオキは一人で戦わなくてはならない。 喧嘩慣れしていないナオキは防衛ロボは戦えたが、人間である警備兵からは逃げるしかできなかった。 ツインタワー内を逃げ回りながらカメットの元へ向かう。 カメットを守るのは量産型カメット達だった。 エンドーはアツシの持つカメットのカケラを使ってナオキとシンクロしナオキの代わりに戦い、量産型カメットを倒す。 カメットを奪還し、今度は先住生物の王様を取り戻しに反対側のタワーを目指す。 丁度タワーの中央にあるホールで、再び量産型カメットが現れた。その正体はナオキの父だった。 戦えないナオキに代わって新型カメットを被ったアツシが戦い返り討ちにあう。 友達をやられたナオキはワニガメットに変身し、父と戦う。 王様を返し共存共栄の道を行こうと説得するが、父は動かない。 一方、シゲル達は情報通りやってきた大型ガイライの群れに苦戦していた。 手際よく住民をシェルターに避難させることは前もって知っていないと不可能だった。 膠着状態が続くなか、老人の声がホールに響いた。 もうよいと言う声にようやく父は変身を解く。 SPに導かれ声の主の部屋へ。 チューブに繋がれた半死半生の老人がベッドに横たわっていた。 老人はエンドーの姿に驚く。彼らはテラフォーミングの第1世代だった。 ただ一人、人類を守ってきた彼を父は尊敬し、忠実に従ってきた。先住生物の王様を戻せば人類はその存在を脅かされる可能性があった。 父が説明する。 ナオキ達は共存共栄の道を訴えるが父はまだまだ信じられない。 老人はエンドーを見て、まだ考えは変わらないかと問う。 エンドーはそうだと頷く。 先住生物には元々意思と思考はなかった。彼らの意思は元の人間のものだと老人はわかっていたから王様を返すと約束した。 ツインタワーの最上階で水晶に封印された先住生物の王様をナオキは父から受け取った。
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