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「それいい!うわー、全部いいんだけど。どうしよ…はいっプランD!!」
「お!」
「今碧樹が言ったやつ、全部やりたい。何年かかってもいいから、全部叶えたい」
碧樹が考えてくれた未来を、私は全部叶えるんだ。
心からそう思って言うと、碧樹は少しほっとした顔をして
「うん。全部叶えようよ、一緒に」
と言った。
「一緒に…」
そこで私の思考は止まった。
一緒にって、どういうことだろう。
そう言えば今のプランは全部二人セットの夢だった。
碧樹は私と二人でいる未来を想定しているってこと?
それって…つまり…
あり得ないはずの可能性を考えてしまって、無駄に胸の音が早くなってくる。
いや待て。
まずは確認しなくては。
「ねぇ、碧樹」
「ん?」
「さっきのプランだと私たち、これから先ずっと一緒にいるってことだよね?」
「…そうだね」
認めた!
でもまさか、まさか。
「確認なんだけど」
「うん」
「私、碧樹の事好きって言ったことあったっけ?」
「え?!」
そんなことを聞かれるとは思ってもいなかった幼馴染は、高速で過去をシュミレーションしているかのように茶色の瞳を左斜め上に上げている。
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