47人が本棚に入れています
本棚に追加
/169ページ
宴を終えると、男性陣はほぼほぼ全滅をしていた。
後片付けを女性陣が片付けていると、伊集院さんが「素敵な指輪ね」と褒めてくれた。
私は「あっありがとうございます!」とお辞儀をすると「お幸せにね」と優しく微笑んだ。
伊集院さんって、凄く色気ムンムンの女性で私から見て凄くセクシーだと思った。
継母が「伊集院さんって、何のお仕事をなさってるの? 」と聞くと「ひまわりの家という就労継続支援B型という作業所で、職員として働いてます」と教えてくれた。
私はゆかりさんのことがまっ先に浮かぶと、ゆかりさんのことを聞いてみると「その方は、スミレの花園という作業所とかたくりの花というグループホームにいた方だと思うわ。刺し子が機械のように凄く丁寧に制作をする方よね?確か、持病でお亡くなりになられたと聞いたけど?どうして?」と穏やかな顔で聞かれた。
私は秋人さんのお姉さんだと話した。
継母はビックリしていたけれど、伊集院さんが「そうだったのね。素敵なご兄弟だと聞いたことがあって、一度お会いしてみたかったの。」と優しく微笑んだ。
私は伊集院さんに、ダメ元でダウン症で女性シンガーの方のことを聞くと、しばらく考え混むと「あっもしかしたら、清川夕子さんのことかも?」と言うと、携帯電話を取り出すとムービーをかけた。
そこの動画には、久遠の君へが流れていた。
最初のコメントを投稿しよう!