【3】

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家の近くに公園があり、そこで降ろしてもらった。 私は桑島さんにお礼を言うと、桑島さんはまたしても「…別に。じゃっ、また」と言い、帰っていった。 私はドキドキしながら家に帰っていると、家全体が真っ暗だった。 鍵を取り出し、そっと家に入り一目散に部屋へと入っていった。 桑島さんのときとは違ったドキドキ感があった。 兄は母に何と言ったのだろう? 母はそれで納得してくれたのかな? そんなことを思いながらパジャマに着替え、眠りについた。
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