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裏口へ行くと、如月さんが私を見つけるや否や手招きをした。
他のアルバイトの人たちは帰っていく中私は如月さんの元へと行くと、古式さんと館林さんと桑島さんとゆかりさんがいた。
私はドキドキしながらお辞儀をすると、古式さんが「今度、陽奈乃ちゃんが作ってくれるからね♪」とゆかりさんの手を握りながら言うと、ゆかりさんが大きく頷いた。
館林さんが「良かったな。如月さん、みっちり指導よろしくね」と言いながら、ゆかりさんの頭を撫でている。
如月さんが「了解です♪陽奈乃ちゃん、頑張ってね!」と笑顔で私の肩を叩いた。
私はまたしてもぎこちない笑顔で返事をすると、桑島さんが「何とかなるから、大丈夫っしょ?リラックス、リラックス」と言い、ゆかりさんの手を引いて自身の運転してきた車へと乗り込むと、クラクションを軽く二回鳴らし帰っていった。
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