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桜が満開の3月、僕は高校を卒業した。
しかし卒業式の最中ぼくは気が気じゃなかった、、、
普通の人はどんな卒業式を過ごしたのだろう。
「今日こそあの子に絶対告白するんだ!」
「高校生活楽しかった、、、。
みんなずっ友だからね!
またみんなで会おうね!」
「先生今までありがとうございました!
色々迷惑かけたけどお世話になりました!」
みんなこんなことを考えているのだろうか、、、
そんな奴らクソ喰らえ。
そんな綺麗事並べてる場合じゃない。
かといってぼくはグレているわけではない。
むしろ進学校に入学してしっかり勉強してきた。
もちろんそれなりの恋愛やそれなりの感謝はしているでもそれどころではない。
そうぼくは、
まだ大学に合格していない!!!
目指してきた第1志望の大学に落ちて後期の結果発表が次の日に迫っているのだ。
そして結果は、、、
不合格!!!!!!!!!!
行きたい大学に行くために、そして勉強に精を出してクソつまんなかった高校生活を正当化するため一年を犠牲にすることを選んだ、、、。
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